第一三共ケミカルファーマ株式会社

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人材育成

第一三共グループでは、仕事を通じた成長を基本とし、人事異動、評価、研修など人材育成に関わるすべての人事施策を活用し、グループが求める人材を育成しています。また、自発的にチャレンジし、自律的な行動により自らを高めようとする個人を支援していきます。職場単位でのOJT・評価のPDCAサイクルと、自己研鑽・各種研修機会を結び付けることにより、社員一人ひとりのキャリア形成の充実を図っています。

人材育成方針

第一三共グループの評価制度では、期初に目標設定を行い、各個人が当該年度に求められる役割や成果、行動指標を明確にすることで、社員の挑戦意欲を促しています。また期中においても個人の目標達成度合いや日頃の行動を確認する場を設け、社員1人ひとりの状況に応じて、上司が客観的な指導・アドバイスを行っています。こうして1年間の取り組みを通じ確定した評価結果は、上司から直接本人にフィードバックされます。評価は、目標に対する結果だけではなく、そのプロセスや、組織に対する支援的取り組み、発揮行動などから総合的に判断されますので、きめ細かなフィードバックを通して、社員のモチベーション維持・向上や、更なる成長機会へと繋げています。

第一三共グループの人材育成方針

人材育成における取り組み

教育研修制度

若手・中堅社員には、階層別研修やミドルキャリア研修を通じて、役割変化に伴う行動変容や自らの成長・キャリア形成に自律的に取り組む姿勢づくりを促進しています。また選抜した経営幹部の候補人材には、社内外の研修や適性を踏まえた異動・配置など新たな挑戦・成長機会の付与を通じて、組織のリーダーに必要となる実践的な知識・経験の獲得を図っています。

第一三共グループの教育研修体系

研修・交流コミュニケーション多目的施設「NEXUS HAYAMA」

「NEXUS HAYAMA」は神奈川県三浦半島の緑豊かな丘陵地帯に位置する湘南国際村に設置されている第一三共の研修・交流コミュニケーション多目的施設です。施設には大小多数のセミナールームや、同時通訳室を付帯する国際会議場、個室内にトイレ・浴室を完備した190の宿泊室、カフェテリアや談話ラウンジなど、国内外の第一三共グループ社員が集い・学び・交流する拠点となっています。

外観

アトリウムラウンジ

セミナールーム

ワークライフサイクルの推進

第一三共グループでは、仕事と生活の好循環により、互いに好影響を与えるという意味を込めて「ワークライフサイクル」という独自の考え方を提唱し、社員のワークライフサイクル支援に取り組んでいます。働き方の工夫により新たな時間を創出し、仕事以外の時間も充実させることで、新たな経験や視点を獲得することは、組織に多様な視点をもたらし、社員と会社の相互の成長や新たな価値を創造する基盤になると考えています。仕事とライフイベントの両立支援やキャリア支援、自己啓発支援に加え、労働組合と協働で研修を実施するなど、意識の浸透を図っています。